2学期がスタートしました

 8月19日(水)に2学期の始業式が行われました。例年以上に日差しが強く暑い日が続いた夏休みをたっぷりと楽しみ、日焼けして少したくましくなった子どもたちが体育館に整列して始業式を迎えました。
 残念ながら、2名の子が体調を崩して欠席したので、全校児童全員揃ってのスタートとはなりませんでしたが、夏休み中に大きな事故や怪我もなく、きまりを守って安全に生活できたことを本当にうれしく思いました。

 始業式の校長の話では、2学期は「友達や先生の話をきくこと」と「あいさつ」の2つを頑張ってほしいことを話しました。
 「人の話をきく」は、「聞く」ではなく、「聴く」ようにしてほしいです。「聴く」という漢字には、「耳」も「目」も「心」も使われています。久喜小の子どもたちにも、耳だけではなく、耳も目も心も使って、人の話を聴いてほしいと考えています。
 「心を使ってきく」とは、友達や先生・家族などの話を、「自分と同じ考えだ」とか「自分の考えとはここが違うな」・「どうして、このように考えたのだろう」・「自分だったらどうしていただろう」・「なぜ?、どうして?、どんな気持ちで?」というように、たくさん心や頭を働かせて「きく」ことです。心と頭を働かせることで、話の内容が大きく広がります。そして、心の栄養となり心が豊かになります。

 「あいさつ」は、1学期から子どもたちが頑張っていますが、よい「あいさつ」とはどんな「あいさつ」なのか再確認しました。2学期は、6年生が修学旅行、5年生は林間学校、ほかの学年も生活科や社会科の見学など校外に出かける機会が多いです。校外での学習では、久喜小学校の代表としての意識をもって、お世話になる方々、様々なことを教えてくださる方々に感謝の気持ちを表すために、普段から学校で行っているように「明るく元気・いつでもどこでも・相手より先に・継続して行う『あいさつ』」心がけてほしいと思っています。
 2学期は1年間で一番長い学期です。今年度の久喜小学校の計画では84日間の2学期です。1学期同様に、子どもたち一人一人が、自分の力を伸ばすために、勉強に運動に生活にたくさんの頑張りを見せてくれると期待しています。学校も、子どもたちの頑張りを支えるために誠心誠意努力していきますので、ご家庭でもこれまでどおりのご支援をお願いいたします。