ありがとうございました 第3回授業参観

 11月20日(金)に、今年度3回目の授業参観が行われました。平日のお忙しい中にもかかわらず、PTA会員数35名中34名のみなさんが参加してくださいました。当日は、津波防災教育講座と臨時PTA総会も併せて行われましたが、2つの会にもほとんどの方に参加していただきました。また、授業や講座・総会等にたくさんのご感想やご意見を寄せていただきました。今後に活かしたいと思っています。本当にありがとうございました。

1年生 国語「すきなものクイズをしよう」

2・3年生 算数「九九を作ろう(2年)」「かけ算のしかたを考えよう」

4年生 社会「昔の人々の願いと努力」

5年生 国語「熟語の構成を知ろう」

6年生 体育「マット運動」

 臨時PTA総会では、会則の改正が決議され、会員数の減少に伴う、役員構成や役割の見直しが図られました。

津波防災教育講座

 11月20日(金)の授業参観に併せ、県北広域振興局土木部の職員の方々を講師にお迎えして、3年生以上の子どもたちと保護者の皆さん全員を対象に「津波防災教育講座」を開催しました。
これは、毎年第3回の授業参観日に、「津波防災教育講座」と「親子健康講座」を隔年で開催しているもので3回目となります。
今回の講座では、「地震津波のメカニズムとその威力」や「東日本大震災の被害の様子」・「津波から街を守る施設の種類」などについて、アニメーションや実際の映像を示したり、ワンポイントクイズなどを交えたりしながら、分かりやすく丁寧に説明してくださいました。おかげ様で子どもたちや保護者、そして本校職員も一緒に防災についての理解をさらに深め、あらためて「命を守ること」に対する意識や心構えを考え直すよい機会となりました。
 特に、子どもたちや保護者の皆さんが具体的にイメージしやすいようにプレゼンテーション資料の中に、夏休みに海水浴を楽しむ水泳場など久喜地区周辺の写真を特別に取り込んでくださり、防災施設がより一層身近なものとして考えることができるように工夫されてありました。
久喜小学校での講座がより充実したものになるようにとの細やかな心遣いに感謝いたします。県北広域振興局土木部の皆さん、ありがとうございました。

【保護者の皆さんの感想から】
○ 被災者だからこその経験をふまえた上での防災教育講座は改めて身が引き締まる思いがしました。

○ 子どもたちのために私たち保護者がどう行動しなければならないかを知らされた感じがしました。私たちの久喜部落は海が近いので、これからの新入生のためにも毎回このような講座は必要だと感じました。

○ 防災講座は、1・2年生でも聞ける分かりやすく良い内容だと思いました。

○ 防災教育講座は2回目でしたが、忘れないように何回でも必要だと思いました。

人権教室が行われました

 11月30日(月)に「人権教室と人権の花運動修了式」が行われました。この日は、二戸人権擁護委員協議会から久慈地区担当の6名の委員の皆さんが、5月に人権の花植えを行った2〜4年生とDVD資料をもとに「相手の気持ちを思いやることの大切さ」について一緒に考えてくださいました。

 いじめを題材にしたDVDを鑑賞した後には、6つのグループに分かれて意見交換をして、その結果を発表し合いました。
とても有意義な学習会になりました。

○ 私はDVDを見て、林太郎くんがいじめられていたけど、女の子(優子さん)と男の子(洋平さん)が優しくしてあげていたので「優しいな〜」と思いました。 私も、いじめられている人を見たら声をかけて優しくしてあげたいし、自分もいじめられたら、思っていることを勇気を出して伝えたいです。いじめていた男の子も最後にはあやまっていたし、林太郎くんも「もう、『ちゅうた』と呼ばないでね」と勇気をだして自分の気持ちを言っていたのでえらいなと思いました。(2年生)

○ ぼくはDVDを見て、林太郎くんがいじめられていてかわいそうだったし、班で話し合っていやなことを相手にしないことが分かって「ぼくも、されていやなことは相手にしないようにしよう」と思いました。ぼくも、たまに相手にいやなことをしているかもしれないので、これからはしないようにしようと思いました。自分にいやなことがあったら話したいと思ったし、相手の気持ちを考えたいなと思いました。(3年生)

○ 今日、いじめについて、また、あらためて知ることができました。この前のキャップハンディ体験をしたときには、「人の気持ちを考えてあげることが大切なんだ」ということを知りました。そして、今日も「怖くても、勇気を出して自分の言いたいこと(自分の意見)を話したほうがよい」という大切な言葉を知りました。(4年生)

○ DVDを見て、6班のみんなで質問の答えを考えました。自分が嫌なことは相手にしないし、勇気をもって話すことはとても大事なことだと分かりました。とても勉強になりました。(4年生)

○ ビデオを見て、嫌なことがあったら勇気をもって相談するのが大切だと思いました。あと、友達をからかわないようにすることが大事だと分かりました。あと(いじめていた)大きい体の男の子も最後にあやまっていたので、それもすごい勇気だと思いました。このことをこれからの生活にいかしたいです。(4年生)

小袖小のことですが

 12月4日(金)に、小袖小学校で「読み聞かせ会」がありました。読み聞かせを行ったのは、秋田県のボランティアグループ「風」です。以前から、ぜひ聞いてみたいと思っていた有名なグループでしたので、お願いして聞かせていただきました。

 代表者の谷さんの巧みな読み聞かせの技術と歌や手話・音楽を交えた構成で会場を魅了して、あっという間の1時間でした。素晴らしかったです。

鉄炭団子に取り組んでます

 5年生は、今、「鉄炭団子」づくりに取り組んでいます。「鉄炭団子」とは何? と思う方もたくさんいらっしゃるでしょう。私も、久喜小に来て初めて知りました。久喜はウニの漁場ですが、ウニのえさとなる海藻が生育するには鉄イオンが必要なのだそうです。そこで、久喜小学校では、総合的な学習の時間の学習で、自分たちにもできる海の環境維持の方法として、使い捨てカイロの回収を行い、カイロの中身に洗濯のりとクエン酸を混ぜて団子状にして海に撒く活動をしています。団子状にするのは少しずつ溶け出していくように、洗濯のりは「つなぎ」として、クエン酸は、海藻の栄養の吸収率を高める働きをするのだそうですよ。

回収した使い捨てカイロの中身を取り出しています

そのあとは、理科室で団子状にしていきます。

だんだん団子になってきました。

この鉄炭団子は、9日に久喜湾周辺の磯場に撒く予定です。子どもたちが作った鉄炭団子の量くらいでは環境保全の検証は難しいのですが、久喜の海で獲れる美味しいウニの生育に、自分たちもできることをしているのだという誇りを持って活動をしています。

職員による読み聞かせ

 11月は読書重点月間でした。その取組の一つとして、久喜小学校では先生方による読み聞かせを行っています。担任だけではなく、校長・副校長・養護教諭・事務・用務員まで職員全員が学級を分担をして行っています。

用務員、事務による読み聞かせ

養護教諭、副校長による読み聴かせ

安心してください。校長も1年担任も読み聞かせてますよ

2・3年担任、4年担任による読み聞かせ